医学生たちの熱い夏🔥
8月15日(金)、ここ島根大学出雲キャンパスで「全国医学生ゼミナール(医ゼミ)」が開催され、北は北海道、南は沖縄まで、全国から約150名もの意欲あふれる医学生たちが集結しました。講義室がこれからの医療を担う若者たちの熱気で満たされる光景は、いつ見ても素晴らしいものですね。

今回の医ゼミが特に感慨深いのは、島根大学の医学生たちが中心となり、企画・運営の全てをやり遂げたことです。全国規模のイベントを地方で開催するのは、調整も多く大変な苦労があったはずです。
しかし、彼らは見事にそれを成し遂げました。自分たちの学びたいことを自らの手で創り上げ、仲間を巻き込み、地域を動かしていく。その主体性と行動力には、一人の医師として、そして教育に携わる者として、心から敬意を表します。
そして、この成功の裏には、学生たちの頑張りはもちろん、地域の方々の温かい協力があったことを忘れてはなりません。

特筆すべきは、大学の生協の皆さんです。世間がお盆休みで静まり返る中、全国から集まる学生たちのために食堂を開け、温かい食事を提供してくださいました。慣れない土地で学ぶ学生たちにとって、この「食」のサポートがどれほど心強く、嬉しいものであったか、想像に難くありません。学生たちの健康を第一に考え、快く協力してくださった生協の皆さんには、本当に頭が下がります。最高の笑顔、ごちそうさまでした!
今日のこのイベントは、単なる知識の交換の場に留まりません。全国の仲間との出会い、地域医療の現場の息吹、そして自分たちの活動を支えてくれる人々の温かさ。学生たちは、教科書からは決して学べない、多くの貴重なものを得たはずです。
この中から、未来の日本の医療を支え、地域に新たな光を灯すリーダーが生まれてくる。そう確信させてくれる、素晴らしい一日でした。
運営に尽力した島根の学生スタッフ、参加してくれた全国の医学生、そして彼らを支えてくださった全ての関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。そして、感動をありがとうございました。
