こんにちは、坂口公太です!
5月15日より、当センターが主宰する「2025年 高度総合診療能力修得コース」のAコース(総合診療・家庭医療コース)がスタートしました!
このコースは、地域医療の現場で活躍できる総合診療医・家庭医の育成を目指し、講義と実践を通じて体系的に学ぶプログラムです。
記念すべき初回の講師は、出雲市民病院総合診療科の上村祐介先生!
上村先生には、「患者中心の医療の技法」というテーマでご講義いただきました。私たちが日々接する患者さん一人ひとりにしっかりと向き合い、「寄り添う」とはどういうことなのか、その歴史的な変遷や具体的なコミュニケーション技法について、非常に分かりやすく解説していただきました。

参加された上野先生、私も、熱心に耳を傾け、活発な質疑応答もあり、初日から非常に学びの多い、刺激的な時間となりました。
患者さんの物語に耳を傾け、その人全体を理解しようと努めること。言葉にするのは簡単ですが、実践し続けることの奥深さを改めて感じました。疾患だけでなく、その人の背景や価値観、生活すべてを視野に入れた医療を提供できるよう、このコースを通じて皆で成長していきたいです。
上村先生、素晴らしいスタートを切っていただき、本当にありがとうございました!
これから1年間、このAコースを通じて、参加者の皆さんと共に学びを深めていけることを楽しみにしています。Bコース(指導医養成コース)も今後開始予定ですので、そちらの情報も追ってお知らせします。
地域医療を共に良くしていく仲間が増えることを心から願っています。
