こんにちは、坂口公太です。 本日は、当センターにとって非常に嬉しいニュースを共有させていただきます。

医学科5年生の山本陽南(ひなみ)さん大平幸子(さちこ)さんらが共著者として参画した研究論文が、この度、歴史ある国際的な医学雑誌『Postgraduate Medical Journal (PMJ)』に見事採択されました!

研究のポイント:医師の進路と家庭環境の関連

本研究は、日本の医師のキャリア選択における「家庭環境の影響」をデータで明らかにした画期的な内容です。主な成果として、以下の点が実証されました。

  • 「医師の親」の影響力: 医師の父を持つ子どもは、父と同じ専門分野を選択する傾向が約14.5倍も高い。
  • 診療科と所得の関係: 脳神経外科や皮膚科など、特定の専門分野において高所得家庭出身の医師が多い

これらの結果は、単なるキャリア選択の傾向を示すだけでなく、「医療の公平性」という重要な社会課題に対して一石を投じるものです。

学生たちの熱意が形に

総合診療医センターでは、地域医療に貢献する医師の育成はもちろんのこと、次世代を担う学生たちが「研究マインド」を持って主体的に活動することを全力で応援しています。

多忙な医学部講義の合間を縫って、粘り強くデータに向き合い、国際誌への採択を勝ち取った山本さん、大平さんの努力に心から敬意を表します。

未来のドクターたちへ

今回の快挙は、他の学生たちにとっても大きな刺激になるはずです。 私たち教員も、より多くの学生に「自ら問いを立て、検証する」という研究の魅力を伝え、共に成長していける環境をこれからも作っていきたいと思います。

山本さん、大平さん、本当におめでとうございます!