こんにちは、坂口公太です。
先日、令和8年1月8日に島根大学医学部附属病院で、非常に熱く、そしてこれからの島根にとって極めて重要な意味を持つ勉強会を開催しました 。
今回は、グロービス経営大学院からソーシャルベンチャーや投資のスペシャリストである山中礼二先生をお招きしました 。テーマは「地域医療におけるサービスと経済合理性・持続可能性」です 。

なぜ今、この議論が必要なのか
島根県は東西240kmと非常に広く、中山間地を多く抱えています。これまで私たちは「医師の献身」によって医療を支えてきた側面が強いですが、人口減少が加速する中で、それだけでは限界があるのが現実です 。
今回の会では、以下の3つのポイントを中心に議論を深めました。
①限られた資源をどう配分するか 「誰が・いつ・どのように」医療を提供すべきか。リソースを最適に配置するための具体的な視点を検討しました 。
②医療と「経済合理性」の両立 医療に経済の視点を入れることに抵抗を感じる方もいるかもしれません。しかし、持続可能なシステムを作るためには、費用対効果を考え、社会的意義と経済的自立を両立させることが不可欠です 。
③現場のリアルな課題共有 浜田、吉賀、出雲、安来、江津など、県内各地から集まった医師、看護師、多職種のメンバーで、それぞれの地域の現状を共有しました 。
職種を超えた合意形成
今回の大きな成果は、若手医師だけでなく、看護師や多職種の仲間たちで、「経済合理性を意識した医療体制の構築」と「それを牽引する人材育成(教育)」が急務であるという認識を共有できたことです 。
職種の垣根を超え、島根の医療を中長期的にどう守っていくかというビジョンについて合意形成ができたことは、今後の活動にとって非常に大きな一歩となりました 。
おわりに
山中先生からの「ソーシャルベンチャー」的な視点での助言は、私たち医療従事者にとって新鮮で、多くの気づきを与えてくれました 。
今回の学びを単なる議論で終わらせず、島根県の医療発展のために、具体的なアクションへつなげていきたいと思います。
ご参加いただいた皆様、そして貴重なお話をいただいた山中先生、本当にありがとうございました!


