みなさんこんにちは。坂口公太です。
2月21日から23日にかけて、長崎県長崎市で開催された「第32回日本病院総合診療医学会」に参加してきました!今回は当センターから、医学部3年生の堀内大輔さんと共に、島根の地での実践と研究成果を携えての遠征です。
私自身の登壇、そして学生の堂々たる発表……刺激に満ちた2日間を振り返ります。

1日目:急遽のピンチヒッター登壇!
学会初日、当センターのトップバッターとして演台に立ったのは……私、坂口でした。
実は、本来の筆頭著者である医学部6年生の豊澤千佳子さんが体調不良となってしまい、急遽私がピンチヒッターとして発表を務めることになったのです。豊澤さんが心血を注いだ研究を無下にするわけにはいきません。
- 演題: 「精神科領域におけるインシデントの特徴分析」
- 内容: 近年、安全性が強く求められている精神科医療において、大規模データベースを用いてインシデントの実態を明らかにしました。
責任重大でしたが、精神科領域の医療安全という重要なテーマについて、会場の皆さんと共有できたことは大きな一歩だと感じています。
その後、ネクストバッターとして登場したのは3年生の堀内大輔さん! 「離島病院における島外介護流出が病院経営に与える影響」という非常に鋭い視点の発表でした。フロアからの鋭い質問にも、メカニズムや今後の探索方向について活発に意見を交わす彼の姿を見て、指導する立場として非常に頼もしく感じました。

2日目:地域医療の「変革」をデータで示す
2日目も堀内さんの快進撃は続きます。2つ目の演題は、さらに実践的な内容でした。
- 演題: 「地方中小病院での総合診療科設置が病院機能に及ぼしうる初期変化:前後比較研究」
2025年度に総合診療科が新設された済生会江津総合病院を舞台に、経営指標がどう変化したかを分析した研究です。 「総合診療科が入ることで病院はどう変わるのか?」という、まさに全国の地域中核病院が注目するテーマ。会場からは多角的な視点で議論が巻き起こりましたが、堀内さんは一つひとつの質問に冷静かつ丁寧に回答していました。
医学部3年生で、建設的なフィードバックを自分の糧にしていく姿には、私自身も背筋が伸びる思いでした。堀内さん、本当にお疲れ様でした!

学会を終えて:島根の医療をさらに良くするために
この2日間、全国で奮闘する総合診療医の先生方と交流し、多くの学びを得ることができました。また、会場では懐かしい仲間たちとの再会もあり、心強いエネルギーをもらいました。
今回の学会参加にあたり、多くのご支援・ご理解をいただいた皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
長崎で得た知見、そして学生たちと共に感じた「現場をデータで語る大切さ」を、明日からの島根の医療、そして学生教育に全力で活かしていきたいと思います!


