研究
改革の「なぜ」と「いかに」:医療の質と2040年に向けた3本柱 - GRIPS研修 Day4新着!!
皆様こんにちは、島根大学の坂口公太です。 GRIPS研修4日目。本日のテーマは「医療の質」そして「医師の働き方改革」と、臨床医であり大学教員でもある私にとって、非常に身近で、そして身につまされる内容でした。日々の診療の根 […]
「予防は医療費を削減する」は本当か?医療経済学の視点 - GRIPS研修 Day3新着!!
皆様こんにちは。島根大学の坂口公太です。 GRIPS研修3日目。これまでの歴史や政治といった文脈から一転し、本日は「医療経済学」という、また新たなレンズを通して医療制度を眺める一日となりました。臨床医として目の前の患者さ […]
なぜ隣の県と医療が違うのか?歴史が形作る「医療の現在地」 - GRIPS研修 Day2
皆様こんにちは、島根大学の坂口公太です。 GRIPS医療政策短期研修、2日目。今日は思い切って宿舎のある立川から六本木のキャンパスへ。やはり、他の参加者の皆さんの熱気や、休憩時間の何気ない会話の中に身を置くと、学びの深さ […]
「当たり前」の医療は、どう作られたのか? - GRIPS医療政策短期研修 Day1
皆様こんにちは、島根大学の坂口公太です。 本日より、政策研究大学院大学(GRIPS)での「医療政策短期特別研修」が始まりました。島根で地域医療に携わる臨床医として、日々の診療の背景にある大きな「政策」や「制度」の流れを体 […]
2年ぶりの敗北、そして最高の第一歩へ
2025年6月14日雨の大阪。 僕にとって、忘れられない一日となりました。実に2年ぶりに、IELTSという大きな壁に挑みました。 今、このブログを書いているのは、試験を終えて数時間が経った大阪の適々斎塾。体にのしかかるの […]
直線じゃ語れない──スプライン解析が見せる「本当の関係」
日々勉強です。 統計解析の多くは、Xが増えるとYも直線的に変化するという「線形モデル」を前提としている。だが現実の臨床データはそんなに素直ではない。 たとえば、へき地スコア(RIJ)と病院の医業赤字リスクの関係。「田舎に […]
単変量では有意、多変量では消えた――その時、何を考えるか?
今日は「RIJ(へき地尺度)と病院経営」に関する研究解析で、大きな学びがあった。 RIJスコアを四分位で分けた単変量解析では、明確に有意差が出た。へき地になるほど経営が悪化している――そんな仮説に“統計的な後ろ盾”が得ら […]