皆さん、こんにちは。島根大学の坂口公太です。
本日は、私たちの大学、そして島根県の地域医療における非常に嬉しく、誇らしいニュースを皆さんに共有させていただきます。
島根大学医学部附属病院総合診療医センターが中心となって取り組んできた、若手総合診療医の育成・定着のための独自ネットワーク「Neural GP Network」。 この取り組みをまとめた論文が、このたび総合診療領域における世界のトップジャーナルである『JGIM(Journal of General Internal Medicine)』に掲載されました!
- 掲載論文はこちら: Springer - JGIM 掲載ページ
離島・へき地を抱える島根県で「定着率88.1%」という驚異的な数字
地方における医師不足や、中山間地域・離島での医療体制の維持は、全国的な大きな課題です。ここ島根県も例外ではありません。
しかし、島根大学が構築した「Neural GP Network」は、県内の医療機関をオンラインで有機的につなぐことで、地理的な孤立を解消し、どこにいても質の高い指導や相談ができる環境を整えました。
その結果として弾き出されたのが、「若手総合診療医の定着率88.1%」という驚異的な実績です。
これまでは「孤立しがちでキャリア形成が難しい」と思われがちだった地域医療の現場が、このネットワークによって「安心して学び、成長し続けられる場所」へと生まれ変わったのです。
島根から全国へ、そして世界へ
今回のJGIM誌への掲載は、私たちの “島根モデル” が、日本の地方都市が抱える課題の解決策としてだけでなく、世界の医療コミュニティからも高く評価されたことを意味しています。
超高齢化社会の最先端を走る島根県だからこそ生み出せたこのイノベーションは、今後、全国の医師不足に悩む自治体や地域医療の現場へ展開していくことが期待されています。
このネットワークを支える先生方、そして日々現場で奮闘されている若手医師の皆さんに最大の敬意を表するとともに、この素晴らしい「島根モデル」がさらに多くの地域を救うインフラとなるよう、私も一研究者・医療者として、大学の発展と地域貢献に力を尽くしていきたいと思います。
今後とも、島根大学の挑戦に応援をよろしくお願いいたします!
島根発総合診療医養成プロジェクト「Neural GP Network」PRムービー こちらの動画では、今回世界的に評価された「Neural GP Network」がどのようなミッションを持ち、どのように地域医療と大学をバーチャルにつないでいるのか、実際の現場の雰囲気とともに分かりやすく紹介されています。
島根発総合診療医養成プロジェクト「Neural GP Network」PRムービー - YouTube
Neural GP Network - 総合診療医育成プロジェクト · 612 回の視聴

島根発総合診療医養成プロジェクト「Neural GP Network」PRムービー - YouTube
Neural GP Networkは、島根県が抱える少子高齢化や地域医療の課題に対応するため、島根大学医学部附属病院総合診療医センターが中心となって始まった総合診療医(General …

